『雨のなまえ』 | ★デイリー・ロク★
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『雨のなまえ』



なかなかに読むのがしんどい。
けど、やめられない。

窪美澄の小説は、深入りするとヤバい。

特に、各短編の「終わり方」には悶える。
決してすっきりしてない。
後に残る。


表題作『雨のなまえ』。
主人公は最後で
究極の二者択一を迫られる。

彼はどちらを選ぶのか、
どちらを選ぼうとしたのか。

小説家ははっきり語ろうとしない。


『記録的短時間大雨情報』。
主人公はここでも
状況の中に放り出されたままだ。

だが、それは読者であるわれわれも
似たようなものである。


『雷放電』。
いちばん納得がいかない終わり方。
そりゃないだろ。


『ゆきひら』。

騙された。

よく読めば確かにこいつは
そういうヤツなんだが。


『あたたかい雨の降水過程』。
改めてよく見てみたらすごいタイトルだな。

この短編集の中では、
いちばん爽やかな終わり方だ。

ゆだねることができない人は
周囲のみんなをバカにしていることに
なるんだよ。
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