『里山資本主義』 | ★デイリー・ロク★
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「ゴキゲンに生きる」3000の知恵
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『里山資本主義』

 
287ページに、こんな文章がある。
少子化というのは結局、日本人と日本企業(特に大都市住民と大都市圏の企業)がマネー資本主義の未来に対して抱いている漠然とした不安・不信が、形として表に出てしまったものなのではないか
この「漠然とした不安」は、
個人の中で明確に意識されていない。

アンケートでもはっきりと示されず、
街頭インタビューでもつかめない。

だが相談したわけでもないのに
皆が「生まない」という選択をする。
その結果が統計的な数字となって表れる。

これは恐ろしいことなのではないか。

若い世代、女性たちが、
「自分の子どもには
 こんな世の中を生きさせたくない」
と、心の奥底で思っているとしたら。

「子育てのしやすさ」が問題なのではなく、
人が生まれて暮らす社会環境そのものを
本能的に拒否しているのだとしたら。


これは「働きたくない」若者にも
言えることなのだと思う。

今の社会では、出て行ったとたんに
産業戦士として闘うことを求められる。
それが本当に世界の
ためになるのかどうかも知らされないで。

「生活」を人質にとられ
闘わざるを得ない人生が続く。

結婚したら家族も人質になる。

奴隷のような人生だ。


『里山資本主義』の根っこにあるのは、
「闘いをやめ《生活》に立ち戻ろう」
という主張なのではないかと思う。
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