いいかおまえら | ★デイリー・ロク★
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「ゴキゲンに生きる」3000の知恵
おちゃらけ家族10年間の記録まだまだ更新中

いいかおまえら

君たちの時間は限られている。だから他の誰かの人生を生きて時間を無駄にしてはいけない。最も大事なことは、自分の心に、自分の直感についていく勇気を持つことだ。心や直感はすでに、あなたが本当になりたいものを知っている。それ以外は二の次だ。
(スティーブ・ジョブス)


私には二人の息子がいる。
長男はもう21歳だし、
次男は19歳だが来年から社会人だ。

で、そろそろ父親として、
人生の荒海に漕ぎ出す心構えなど、
何か言っておくべきではないか
と常々思ってはいるのだが。

実は男の子と父親ってのは、
母親をはさんで
擬似的なライバル関係なので、
妙に遠慮しあったりするところがある。

なかなか、訓辞めいたことを
面と向かっては言えない。

ぶっちゃけ、照れる。

で、まあ
ブログでとりあえず吐露しておこう
と思うのである。

えー、では…(コホン)。


いいかおまえら、

「人生とは何か」とか「生きる意味」とか
ややこしいことはひとまず置いといてだな、

生きるためにはとりあえず食わねばならん。

食うためには、稼がねばならん。

稼ぐには、大きく分けて
ふたとおりの方法がある。

ひとつは「人に雇われること」で、
もうひとつが「人を雇うこと」だ。

別に法律的なことを
言ってるんじゃくて、具体的には
「仕事の手順に従う側」と
「仕事の手順を決める側」の別ってことだ。

これはどっちがいいとか悪いとか
そういう問題ではない。

人に雇われた場合、給料が少なかったら
雇った人に文句を言えばいいが、
でも、「じゃあ仕事を減らすね」とか
言われかねないリスクがある。

人を雇った場合は、
自分の給料を自分で決められるが
雇われた人にも充分な給料を
保障しないといけない。

雇われている人は、
仕事に生き甲斐を求めなくても
他で探すことができるが、

雇っている人は、
自分の行っている事業を
生き甲斐にしないと、
そもそも自分自身が保てない。

雇われる側になれば
のたれ死にすることはあんまりないが、
雇っている側は
けっこう浮き沈みが激しい。

まあそんな違いがある。


で、おまえらは、どっちになりたいか
いずれ自分で決めないといかん。

どっちでもいいが、
注意しないといけないことが
いくつかある。

まず、
雇われる側になるなら、当然ながら
誰に雇われるかがすごく重要だ。

できたら、
優しいけど甘えを許さない人か、
厳しいけど情に厚い人を選べ。

それに、
人には「合う・合わない」がある。

「自分が悪い」と思い込むな。

逃げることを恥だと思うな。

仕事より家族を大事にすることを
恥ずかしいと思うな。

命令されても
自分の信義に照らして
筋の通らないことはするな。

雇われることは、
奴隷になることではない。

だが、雇われた場合、
仕事が生き甲斐にならないこともある。

それを悲嘆しても始まらない。

せめて仕事を好きになれ。
そして生き甲斐は他で見つけろ。
生き甲斐のない人生は寂しいぞ。

ついでに断っておくが
ギャンブルと女の話は
父さんの前ではするな。

たとえそれがおまえの生き甲斐でも。


さて、次に、
雇う側になるなら、
事業の目的を「金儲け」にするな。

「社会をよくすること」あるいは
「誰かに感動を与えること」以外に
仕事の目的はあり得ない。

お金が儲かったとすれば、それは
多くの人が事業を応援してくれている
ということだ。

そして、事業を手伝ってもらうために
雇った人々の生活に常に気を配れ。

その人達の給与を配った残りが
おまえの取り分であることを
忘れるな。

組織を維持し延命するために
当初の目的をおろそかにしては
ならない。

事業をたたむことを恐れるな。

ものには必ず終わりがある。

事業のために働いてくれた人たちは
また誰かに雇われていく。

だけどおまえだけは
もう誰も雇ってくれないだろうから
また何か始めないといけない。



さあ、どっちを選ぶ?

どっちを選んでも
幸せになれる可能性は同じだ。

従業員も経営者も、単なる肩書きだ。
この世の中での「役割」に過ぎない。

どっちを選ぼうが
父さんは別に構わない。

どっちを選んでも
おまえらがおまえら自身であることに
変わりはないのだから。
| 言葉 | | comments(6) |

コメント

ジョブズさんにも感銘を受けましたが、
ロクさんの文章にも大いに感動しました。

中でも

ギャンブルと女の話は
父さんの前ではするな

のくだり、ええ、私も同感です。

身内だからこそ聞きたくなかったという話がちょっと最近たてこんでまして、コホッ。
| 桜 | 2011/10/09 1:01 AM |
桜 さん、コメントありがとうございます。
子どもには子どもの人生があるわけで。
教えられることはもう背中で教えてきたと思うので。
だから今言えるのは
「俺は嫌だ」ということだけだと思ったのです。
| 六郎 | 2011/10/09 1:21 AM |
なんて説得力のある言葉でしょうか。書こうと思っても中々書けないのがこの手の日記であります。
うちは男の子が居ないのでまた少し違うのかも知れませんが、心にストンと落ちる日記でした。
| 銀蔵 | 2011/10/09 12:04 PM |
銀蔵 さん、ありがとうございます。
いわゆる「不労所得」のことまで書くかどうか
ちょっと迷ったんですけれどもね。
| 六郎 | 2011/10/09 1:14 PM |
心に染みるお話ですね
事業の目的のくだりが、凄く好き
うちの子はまだまだ小さいので先の話ですが、甥っ子がもう少し成長すれば、六郎さんのお言葉。。。。パクルかも(笑)
何年経っても、心に残る
そんなお話だと思います
| makimaki | 2011/11/06 3:45 PM |
いやー、makimaki さん、ありがとうございます。
儲けることが目的の企業って、
結局はうまくいかないと思うんですよね…。
| 六郎 | 2011/11/06 4:01 PM |

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